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ねずみの奥さんのお話。日常を生きることにやっと…そんな中で見つけた輝きをひっそりと胸に育ててゆくねずみ女房の心は日常に押しつぶされながらも豊かで悔いのないものであったに違いありません。心理学の学習で!この本を薦められたので興味をもちました。

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2017年02月19日 ランキング上位商品↑

ルーマー・ゴッデンねずみ女房 [ ルーマー・ゴッデン ]

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早速読んでみたら、そうかと納得できました。本当に素晴らしい本でした。胸の締め付けられるところですが!本当の献身の美しさにも打たれます。主婦の立場から!ねずみ女房の気持ちは!よくわかります。読み終わったとき、心に深い深い余韻を残すすばらしい本でした。味わい深いモノクロの挿絵も素敵です。。この童話には魔法もプリンセスも登場しないし!時空を飛び越える冒険も出てはきません。たとえ生涯窓の外の世界に出て行くことはなくとも、そして知ったことによって悩みは増えたのかもしれないけれど、ハトと知り合い、朝草の上におくつゆや、森や丘や畑地、飛ぶということなどを知ったことは、女房ねずみの日々に深さと豊かさを与えたことでしょう。小さな家の中!ねずみ女房とかごに入れられたキジバトの物語です。子どもたちに随分たくさんの本を用意し!読み聞かせも随分したのですが!この本のことを知らなくて!彼らに読んでやらなかったことをとても残念に思います。とても薄いハードカバーなのに、1200円もするのは、けっこう高いと思うのですが、石井桃子さんの名訳が光っています。女房ねずみは自分の歯を割らんばかりにがんばってハトをかごの中から救出しますが!当のハトはねずみの献身にも気付かず飛び去ります。村田喜代子氏の『縦横無尽の文章レッスン』でこのお話に触れていて、なんとしても読みたくなりました。本当の価値は大人になってから読んだ方がその深さが判るとは思いますが!このように良質の児童文学に触れさせなかったことはもったいないことでした。それなのに読み進むうちに私は胸がいっぱいになり、予期せぬ感動に包まれ、いったいこの気持ちは何なの?と我ながら不思議です。大人が読むほうが共感できるかもしれません。とても良かったです。